歌詞とそれを歌う状況
なんで木の子歌詞じゃなくなったのかということについては、ヤスタカの編曲スタイルがフレーズの切り貼りをするようになったからで、切り貼りするときに、歌詞のことばの順番を優先できなくなってきたからだろうな、というのに気がついた。
- アーティスト: Perfume,中田ヤスタカ
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/04/16
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セラミックガールを繰り返して聴くうちに、歌詞をなぞっていた。サビとそれ以外で分かれているようにおもった。歌詞の意味やメロディや歌詞の当てかたが変わっている。
サビ以外の部分は、残酷だ。スイーツとか。それを an an を愛読しているというアイドルが歌うという。
たぶん でもね わたしは
自分は変われない、目に見える良いと思えるものようにはなれない。目に見える良いと思えたものに不信感をもつ、それは絶望に近いんじゃないかな。どうすれば? 知らないね。自分探し。
新しい世界で じぶんを隠して
自分を変えたいひとは多い。仕事や家庭の現状に満足していないひとは多い。その人たちが、気がついたら、この歌の歌詞を、切り取って、読み取ったら、望みの無い、ごまかした、すり替えのある歌詞。かわいらしい声で、AutoTune で無機質化した声で、言われたくない。望みなんてあるの? この歌詞に気がついたらきみはどんな顔するだろう。
In the new world
手の込んだアルバムなので、どの楽曲もとてもたのしみです。
- アーティスト: Perfume
- 出版社/メーカー: Tokuma Japan Communications =music=
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